いでゆ坂ポケットバー足湯と足蒸しと、・・・ ＜別府旅行その１７＞

１泊２日で別府を旅行しました。（前回「白池地獄～別府地獄めぐり⑥　＜別府旅行その１６＞」もご覧ください。）

今まで別府地獄めぐりは、海地獄、鬼石坊主地獄、山地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄と6つ掲載しましたが、白池地獄からいでゆ坂を少し歩いたところにある「いでゆ坂ポケットバー」では、足湯と足蒸しを楽しむことができます。

足湯は、別府でもいろいろなところで、他の温泉地等でも、何度も入りましたが、足蒸しは初めてです。

このように腰掛けるところがあり、その前のふたを開けると・・・

二つの穴が開いていて、そこに足を入れて、・・・

下の写真のように、別の箱型のものをかぶせます。隙間にはタオルなどを入れると書かれていましたが、この状態でも結構熱かったです。しばらく、足蒸しを体験していましたが、数分経つと熱くて熱くて、ギブアップしました。

ここには、足湯もありました。

足蒸しや足湯は無料で楽しむことができます。写真は早めの時間に撮ったのもありますが、昼時には相当混雑していました。それは、・・・

隣に、地獄蒸しを自ら行うことができる「地獄蒸し工房鉄輪」があるからかもしれません。

ここでは、野菜など食材を温泉で蒸す地獄蒸しを行って、いただくことができます。でも、お昼時のこの時は、１時間待ちだったので、私たちはパスしました。ということで、今回の旅行では地獄蒸し料理はいただきませんでした。残念！

この近くにある、鉄輪蒸し湯にも足蒸しがあります。足蒸しは無料で楽しめます。

蒸し湯は、入浴料金500円です。

ここには、旧鉄輪蒸し湯跡がありました。「以前はこの地にあり蒸し釜がひとつで男女混浴。湯治客が多かった昔は殆どが「むし湯」や「すじ湯」など効能の強い温泉に好んで入った。鉄輪のパワースポット発祥の地。」と書かれていました。

湯かけ上人様。「自分の悪い所を湯かけ上人様に見立ててお湯をかけてお参りしてください。」と書かれていました。

温泉山永福寺。「鉄輪の地獄を鎮めた一遍字上人の偉業に感謝した殿様が寺を建立。」と書かれていました。「鉄輪温泉は鎌倉時代に時宗の開祖である 一遍上人が開いたとされる湯治場です。全国を布教して歩く「遊行」という旅の途中、鉄輪に立ち寄ったと伝えられています。その頃の鉄輪は、地面から噴気や熱湯が噴出す地獄によって、村人たちが大変苦しめられていたといわれています。一遍上人は、この荒れ狂う地獄を鎮め鉄輪の村人たちを助け、最後までどうしても止まらなかった地獄を利用して「むし湯」を創ったとされています。」

(次回「血の池地獄～別府地獄めぐり⑦　＜別府旅行その１８＞」へ続く)

いでゆ坂ポケットバー足湯と足蒸し

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