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戦士の神殿と球戯場と... ~ メキシコ・チチェン・イツァ [Mexico COZUMEL DIVING]

2007年7月、メキシコ・コスメル/カンクンでダイビングなどを楽しみました(前回までも見てね!)

10日目、チチェン・イツァ(Chichen Itza)を訪れました。この遺跡では、昨日掲載したエル・カスティージョ(El Castillo)と共に、良く知られているのが、チャック・モール像(写真下)です。



このチャック・モール像は、戦士の神殿(Templo de Ios Guerreros)(写真下)の上にあります。このチャック・モール像に生贄の心臓を載せたと言われています。現在、この戦士の神殿には登れません。戦士の神殿の下から見るとこのチャックモール像は見えないのです。離れたところから、SP-550UZの504mm(35mmフィルムカメラ換算)の望遠で撮影したのが、最初の写真です。

戦士の神殿の周囲には、無数の柱(写真下2枚)で囲まれています。

球技場(El Juego de Pelota)(写真下)は、南北168m、東西70mあり、フェゴ・デ・ペロタという球技が行われたそうです。

上の写真の中央は玉座です。この球技場で、手を叩くと響きます。これは、玉座に座った王の声が球技場に響き渡るためだそうです。

フェゴ・デ・ペロタは、腰でボールを打ち合いながら、壁上部にあるリング状の穴(写真右)を通す球技だそうです。実際に見ると、ここにボールが通るかなぁと思いました。

勝った方のキャプテンが生贄となり、首をはねられるそうです。それを描いたのが左の写真です。死後の世界に行くことは名誉であったそうです。信じられないことですが。

鷲とジャガーの神殿(Templo de los Aguilas y Tigres)(写真左下)には、鷲とジャガーが描かれていました(写真右下)。鷲は人間の心臓を持っている。この台座の上で生贄の儀式が行われたという。

昨日掲載したエル・カスティージョ(El Castillo)と、今日掲載した戦士の神殿、球技場、鷲とジャガーの神殿は、新チチェンと言われるエリアにあります。ククルカンを信奉する民族がこの地を征服して、マヤ文化と融合したトルテカ・マヤ文化を築いた。今日書いたように、残酷性のある民族だったようです。王族も血を流したそうです。

このミニチュアでは、右手前から左へ、順に、球技場、鷲とジャガーの神殿、エル・カスティージョ、戦士の神殿です。奥が、旧チチェンのエリアです。

次回「旧チチェンのエリア」へ続く)


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コメント 5

おぉ~!
あの心臓を乗せる台、見たんですね!
羨ましい~!
私も明日、ついに出発します。
スペイン語できないけど、頑張ってチェチェンツァ、行きます♪
by (2007-09-28 23:51) 

to-mo-y

生贄・・・すごいですね・・・。
でも文化に触れるのっていいですよね!!
by to-mo-y (2007-10-02 01:04) 

えりある

三毛猫ぽちさん、to-mo-yさん、コメントありがとうございます。

お礼が大変遅れて申し訳ございません。

今は近くにいけないので、500mm望遠(35mmフィルムカメラ換算)で遠~くからみました。ぜひ、行って見てくださいね。>三毛猫ぽちさん

色々な文化に触れるのは、色々な歴史に触れるのも、楽しいですね。>to-mo-yさん
by えりある (2007-12-04 22:31) 

bfield

球技に勝った方のキャプテンが生贄になるというのはなんとも
不条理な気がしますが、それが名誉だったんですね。
by bfield (2008-01-05 18:33) 

えりある

bfieldさん、コメントありがとうございます。

日本人的に考えると逆ですね。でも名誉だったという文化では違った考えになるでしょうね。
by えりある (2008-01-06 11:49) 

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