SSブログ

サイパンでのファンダイブ [SAIPAN DIVING]

今回は、今まで書いた以外のファン・ダイブを一気に書きます。ちょっと長めです。

ダイビング3日目。実習のお休みの日。

1本目のポイントはバイザイクリフ。第二次世界大戦の時、日本人がバイザイと言って飛び込んだため、バイザイクリフという名前がついたそうだ。ボートがポイントに近づいた時、多くのイルカがいた。残念ながら水中では見れなかった。波が荒かったので、船酔いしてしまった。係留したところは高台になっていて、周辺に潜り、回ってきて戻った。魚影は中ぐらい。いっぱいいたのがナンヨウハギ。他にベニゴンベ、メガネゴンベ、タテジマキンチャクダイ等。

2本目のポイントはウィングビーチ。ビーチといいながらボートダイビングポイントである。エントリーポイントから、別の係留ポイントまで潜行した。その近くはクレバスがあり、その中に多くの魚がいた。ハナミノカサゴ、ツユベラ幼魚、マダラタルミ幼魚、ハクテンカタギ幼魚、アカマツカサ、クロハコフグ等。

午後はグロットだったが、天候が悪く、少し疲れていたのでパスした。

ダイビング4日目。実習の2本は既に前回書いたので、そちらを見て欲しい。

3本目のポイントはグロット。サイパンに来て3回目だ。初めて晴れた。しかし、波が荒い。波により空気が海水に気泡となって溶け込み少しにごった感じだった。今回はグロットの地形を楽しむことにしたが、実はあまり覚えていない。単細胞生物で緑紫のかたまりのオオバロニア。他にはアオウミガメ、メガネゴンベ、ベニゴンベ、ギンゴイ群等。イグジットするときに、シュノーケルの口の部分を無
くしてしまった。残念!

ダイビング5日目。天候晴れ。午前ボート2本。午後ビーチ1本。

1本目のポイントは沈船(2回目)。沈船の上に多くの魚影がいた。サラサハゼ、ヨツメトラギス、クギベラ(オスとメスで色が違う)、バラフエダイ、イナセギンポ、イボウミウシ、クサリミノウシ等。

2本目のポイントはイーグルレイシティー(2回目)。マダラトビエイ5枚と、砂地に寝ているのが1枚。その泳いでいる中にシッポの短いのがいて、この腹が大きい。お腹に子供?がいるのかなぁ。他に、サイパンでは珍しいニシキフウライウオ。カンムリベラの未成魚等。

3本目のポイントはオブジャンビーチ(2回目)。期待したモンツキカエルウオを見れた。他に、フタイロカエルウオ、オビテンスモドキの成魚と未成魚など。

ダイビング6日目。天候晴れ時々曇り。午前ビーチ1本。午後ボート2本。

1本目のポイントはグロット(4回目)。深場へ行ってもなかなか見れないヘルフリッチを見たくて挑戦。外洋に出たら、マダラトビエイ、バラクーダが見えた。そのまま地形に沿って潜降。36mぐらいでアオマスク2匹。前回より明るかったので、よく見れた。妻はそれより深いところでヘルフリッチを見つけた(私はその深い所まで潜らなかった)。イグジットして、100段以上の階段を妻はうきうき気分でいつになくさっさと上がっていった。

午後のボートは、初テニアン。

この日の2本目のポイントはテニアン・フレミング。ドロップが続いていて、深いところを見ると吸い込まれそうでちょっと恐く感じた。妻は好きだと言う。魚影は中ぐらいで、ゼブラハゼ、アカハチハゼ(幼魚)、オトヒメエビ、モヨウフグ、サラサゴンベ、ホシゴンベ、クマザサハナムロの群など。

3本目のポイントはテニアン・グロット。水深10m~20mの棚にかけて広がる洞窟をくぐった。ウコンハネガイにライトを当てると中央がピカピカと光っていた。洞窟にはマダラトビエイが着底していた。暫くすると泳いでいった。洞窟の上にはエアー・シャワーが立っていた。フタイロカエルウオだが、線が入った種で、今まで見たことがない。聞くとフタイロカエルウオは4種類ぐらいあるらしい。

ダイビング7日目。ダイビング最終日。晴れ。午前ビーチ1本。午後ボート2本。

1本目のポイントはグロット(5回目)。これで、グロットの見納め。透明度はあまりよくない。左の洞窟から穴をくぐって外洋へ。まん中から入って、右の洞窟へ。地形を楽しんだダイビングだった。

午後、2本目のポイントは、バンザイクリフに向かったが、荒くて潜れずに、ウィングビーチ(2回目)。割れ目に赤白のオイランヨウジがいた。カスミアジ、ハタタテハゼ、クロユリハゼ、シテンヤッコなど。

3本目のポイントは、イーグルレイシティに行ったがマダラトビエイがいないので、B-29になった。これがサイパンでの最後のダイビングだ。浅いので40分目処にフリーでダイビングを行った。もちろん、私のバディは妻。時間が近づいたので上がろうとしたら、別のボートだった。妻が慌てて水中移動。私は方向が違うと思ったが、水中で声をかけることができないので、そして、離れ離れになってはまずいので、妻についていき、自分たちのボートの位置がわからなくなった。結局、上に船などがいないことを確かめて、浮上、海面移動してボートまで戻った。他の方々に迷惑をかけてしまったサイパンでの最後のダイビングでした。
 
今回のサイパンでダイビングしたサイパンとテニアンでのポイント。

翌日(最終日)、ツアーの島内半日観光に参加し、帰国した。

これまでで34本。さて、次のダイビングでは、念願の水中カメラデビューだ!
(次回へ続く)


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。